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Knowledge/知

2018.04.04

【ヤナセ保有車両】
ベンツ W136 170Sは1949年~1952年までに31,197台生産されたました。
エンジンはガソリンやディーゼルなどがあり、戦後の復興を期に、メルセデスがメーカーとしての威信をかけて作った乗用車170シリーズの上級バージョンとして登場しました。

170Sの”S"はsonder modell(特別モデル)の”S"として、意図して会社のオーナーや企業の役員をターゲットとした高級市場向けとなっています。

170Vよりも、ボディが若干大型化されトランクリッドが設けられたほか、直4エンジンも1.8リットルに拡大。さらに、独立懸架サスペンション(ダブルウィッシュボーン)を世界で初めて採用、乗り心地が大幅に向上。ボディは、当時流行りだした流線型デザインを取り入れており、各部が優美な丸みを帯びているのがポイントです。ドアは前開きで、ボディは2色に塗り分けられています。

2人乗りコンバーチブルのA、5人乗りコンバーチブルのBがラインナップされ、冬でも暖かいようにコンバーチブルの幌には内張りが採用されており、サイド・ウインドウを上げれば、クーペと同等の快適性が確保されています。

ヤナセグループのMB輸入元であったウエスタン自動車において内外装も含め、フルレストアを実施し、動態保存されています。展示会などにも貸し出ししています。

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